月1回程度しか釣りに行けないなら、どこへ行くかはかなり重要です。
自分は「いつもの釣り場だから」という理由だけで決めるのではなく、候補にしている釣り場の釣果の流れと直前の釣れ方を見て、その時点で一番期待できそうだと判断した場所を選ぶようにしています。
そのときに見るのは、主に釣果情報・潮・天気です。ただし、3つを同じ重さで見ているわけではありません。自分の場合は、まず釣果の増減という流れを見て釣行時期を考え、釣行日を決めた後は直前の釣果を確認して、最終的な釣り場や釣り方を絞ります。潮と天気は、その判断に加える材料です。
一番重視するのは、船宿・渡船の釣果情報
行き先を考えるときに一番よく見るのは、船宿や渡船が出している釣果ブログです。
そこで確認するのは、単に「釣れた・釣れなかった」だけではありません。自分は、主に次の3点を見ています。
- 何が釣れたのか
- 何時ごろに釣れたのか
- どのような釣り方で釣れたのか
自分が狙っている魚が、実際にどの時間帯・どの釣り方で上がっているのかを見ることで、その釣り場が今の自分の釣りに合っているかを判断しやすくなります。
釣行日を考えるときは「釣果の傾向」、直前は「今の釣れ方」を見る
自分の中では、釣果情報の見方を釣行日を決める段階と釣行直前で少し変えています。
釣行日を検討するときは、候補にしている複数の釣り場について、青物など狙っている魚の釣果が増えているのか、減っているのかという傾向を見ます。シーズンが始まって釣果が増えている流れなら期待は上がりますし、反対に釣果が減り続けているなら、シーズンが終わりに近づいている可能性も考えます。
一方、釣行日を決めた後は、直前の釣果情報をもう一度確認します。ここでは、その時点でどこがよく釣れているか、何時ごろ、どの釣り方で反応が出ているかを見て、最終的な釣り場や当日の釣り方を考える材料にします。
特に見るのが、釣れた時間帯と潮汐表の照らし合わせです。朝早くに釣果が集中しているのか、昼前後まで釣れているのかを確認し、自分の釣行日の潮位変化と重ねて、どの時間帯により力を入れるかを考えます。
ただし、満潮・干潮の時刻と、実際に釣り場で潮が弱くなる「潮止まり」は同じとは限りません。満潮・干潮は潮位、釣り場で感じる流れは潮流だからです。この違いは、潮見表の満潮・干潮と潮止まりがなぜズレるのかで実釣記録と潮流表を使って整理しています。
また、直近の釣果で特定の釣り方に反応が出ているなら、その情報も当日の組み立てに使います。たとえば、ウキノマセで釣果が出ているなら、当日はウキノマセを優先する、といった判断です。ウキノマセとエレベーターの使い分けは、ウキノマセとエレベーターの使い分けにまとめています。
さらに、今はルアーでよく釣れている時期なのか、ノマセでよく釣れている時期なのかも確認します。自分が見ている範囲では、秋の早い時期はルアーでの釣果が目立ち、秋が深まってくるとノマセの釣果が目立つことがあります。こうした傾向も、当日に何を中心にするかを決める材料にしています。
狙っている魚だけでなく、その時期によく釣れている魚種も確認します。サゴシ・サワラの釣果が増えている時期なら、歯でラインを切られる「サゴシカッター」への対策も考えます。
そのため、Cultiva「太刀カッター撃退!! ワイヤーリーダー2」(ブラックワイヤー#46〈1×19〉・20cm)を通常のノマセ用セットに入れて備えています。ただし、このワイヤーリーダーは現時点では実釣未使用です。
このように釣果情報は、釣り場選びだけでなく、当日の仕掛けや釣り方を考える材料にもしています。

こうして候補を比べ、自分が狙う魚・釣り方・時間帯に最も合いそうだと判断した釣り場を選びます。
実際に大阪湾のノマセで岸和田一文字と泉佐野一文字をどう使い分けているかは、岸和田一文字と泉佐野一文字、ノマセならどっち?に8回の実釣をもとに整理しています。
もちろん、前日まで釣れていたから当日も釣れるとは限りません。それでも月1回程度の釣行なら、今出ている情報の中で少しでも条件が良さそうな場所を選びたい、という考え方です。
Instagramは補助的に見る
船宿や渡船がInstagramを更新している場合は、そちらも確認します。
また、普段からよく釣果を上げている釣り人のInstagramもフォローしているので、最近どこで何が釣れているのかを見ることがあります。
ただし、自分の場合はInstagramだけで行き先を決めることはなく、中心にしているのは船宿・渡船が出している釣果情報です。
釣具店の釣果情報は、買い物に行ったときに見る程度で、行き先を選ぶための主な情報源にはしていません。
潮は「大潮か中潮か」より、釣行時間中の潮位変化を見る
釣果情報の次に、潮も釣行日の候補を考える材料にしています。
自分が見るのは、朝まずめから納竿までの間に潮位変化があり、潮が動きやすそうかです。
大潮・中潮だから実際に必ず潮が効くとは限りません。そのため、潮回りの名前だけで釣行日を決めないようにしています。
逆に、小潮・長潮・若潮でも、朝まずめから昼ごろまでに潮位がしっかり変化していて、潮が動きそうだと感じる日なら候補に入れます。
潮名で切るのではなく、自分が実際に釣りをする時間帯の潮位変化まで見る、という考え方です。
潮見表・潮流予測・水温をどう使い分けているかは、大阪湾の釣行前に見る3つの情報にまとめています。
天気は「雨が降るか」より、出船できるかを重視する
天気も確認しますが、自分の場合、小雨そのものはそこまで大きなマイナスにはしていません。雨合羽を着れば釣りはできると考えているからです。
もちろん、雨合羽を着て釣るのが嫌な人なら、雨予報も行き先や釣行日を決める大事な条件になると思います。
自分が天気で特に重視しているのは、船や渡船が出られる状況かどうかです。船や渡船を使う釣りでは、まず出船できなければ釣行自体が成立しません。
雷の可能性があるときは別に考える
雨とは違って、雷は注意して確認するようにしています。
過去に釣りをしている途中で雷が鳴り始め、急きょ撤収したことがあります。その経験があるので、雷が予想される状況なら、釣行しない判断につながる条件として見ています。
まとめ|釣果の「流れ」と「直前」を分けて見る
自分の釣行先選びで中心にしているのは、船宿・渡船の釣果実績です。釣行日を考える段階では、狙っている魚の釣果が増えているのか減っているのかという流れを見ます。
釣行日を決めたら直前の釣果を確認し、どの魚が何時ごろ、どの釣り方で釣れているかを見ます。釣れた時間帯を潮汐表と照らし合わせ、当日のどの時間帯に集中するかも考えます。
ルアーとノマセのどちらで釣果が出ているか、サゴシ・サワラなどライン切れに注意したい魚が増えていないかも確認し、仕掛けや釣り方を調整します。潮は釣行中の潮位変化を参考にし、天気は小雨の有無よりも出船の可否と雷の可能性を重視します。
もちろん、どの情報を見ても当日の釣果を保証するものではありません。それでも、月1回程度の限られた釣行を、できるだけ条件の良さそうな場所に使うために、この順番で候補を絞っています。
この考え方を1〜12月の第一候補に落とし込んだものは、月1回釣行の年間カレンダー|大阪湾・串本で何月に何を狙う?に整理しています。
釣行先選びだけでなく、持ち物・収納・事前準備まで含めた全体の流れは、釣りの持ち物・収納・準備術|釣行前に迷わないための実例まとめにまとめています。

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