青物ノマセで、タモの枠はどれくらいの大きさが必要なのか。
自分は岸和田一文字で87cmのブリを釣ったとき、使っていたタモが小さく、取り込みでかなり苦労しました。
当時使っていたのはSANLIKEの7mモデルです。現在確認できる同商品の販売ページでは、枠サイズは縦60cm×横48cm。87cmのブリを入れると尾が枠からはみ出し、魚の重さもあって、引き上げたときには柄がほんの少し曲がりました。
この経験があり、現在はアズーロのランディングフレーム LLを使っています。メーカー公表の内径は縦80cm×横63cmです。
この記事では、「青物用のタモは何cmなら正解」と一般化するのではなく、87cmブリを実際に取り込んだときに何が起きたかと、その後に自分がタモを大きくした理由をまとめます。
結論|87cmブリでは60×48cmの枠を小さいと感じた
自分の経験では、87cmのブリに対して、当時使っていたSANLIKEの枠は余裕がありませんでした。
魚はなんとかネットに入りましたが、尾がはみ出した状態になり、近くにいた方にタモ入れを手伝ってもらって取り込みました。
そのため、今は大型青物を想定するとき、以前よりかなり大きいアズーロLLの80×63cmを使っています。
ただし、これは「ブリなら必ず80×63cmが必要」という意味ではありません。魚の入り方、足場の高さ、波、魚の弱り方、タモ入れをする人の慣れなどでも取り込みやすさは変わります。
87cmブリを取り込んだとき、尾がタモからはみ出した
2024年1月14日、岸和田一文字の沖の北でエレベーター飲ませをしていて、87cmのブリを釣りました。
掛けてからのやり取りは体感で約10分。取り込みまでにはブリもかなり弱っていて、激しく暴れる状態ではありませんでした。
それでも、自分が持っていたタモでは余裕がありませんでした。
近くにいた方に自分のタモを渡してタモ入れを手伝ってもらいましたが、魚体を収めると尾が枠の外にはみ出す状態になりました。
さらに魚が重く、引き上げたときにはタモの柄もほんの少し曲がりました。
ブリを掛けるところまでは仕掛けやドラグのことばかり考えていましたが、このとき初めて、「掛けたあとに取り込める道具まで準備しておかないといけない」と強く感じました。
この87cmブリを釣ったときのエレベーター飲ませの仕掛けやアタリの流れは、岸和田一文字のエレベーター飲ませ|87cmブリとヒラメを釣った仕掛け・使い方にまとめています。
当時のSANLIKEは、現在の販売ページでは枠60×48cm
当時使っていたのは、SANLIKEの伸縮式タモの7mモデルです。
現在確認できる同商品の販売ページでは、枠の大きさはW48×H60cmで、ネットはラバータイプと記載されています。
自分が使っているものは、使用しているうちにラバー表面が一部取れたのか、白く見える箇所が少し出てきました。現時点で使用に支障があるわけではありませんが、この状態だけで「ラバーネットは耐久性が低い」とまでは判断していません。
87cmのブリを実際に取り込めなかったわけではありません。ただ、自分の経験では余裕が少なく、魚を枠へ収める難しさと、引き上げるときの不安を感じました。
そのため、自分の場合は「60×48cmでもブリを取り込めた」よりも、「87cmまで来ると、もう少し余裕が欲しい」という経験として残っています。
現在はアズーロLLの80×63cmを使っている
現在使っているのは、アズーロのランディングフレーム LLです。
公式販売ページでは、内径が縦80cm×横63cm、ネットの深さも80cmと案内されています。
ネットは、メーカー側の紹介では0.6mm径の手すきナイロン製とされているテグスタイプです。以前使っていたSANLIKEのラバーネットとは素材が異なります。
SANLIKEの60×48cmと数字だけを比べても、枠にはかなり余裕があります。
自分が大型の枠に変えた理由は、「87cmのブリを小さめの枠でなんとか取り込めた」という経験があったからです。次に同じクラスの青物が来たときは、取り込みの最後で必要以上に苦労したくないと考えました。
実際にこのアズーロLLで60cmクラスの青物を取り込んだときは、かなり余裕を持ってタモ入れすることができました。以前のタモと比べると、取り込み時の余裕はかなり違うと感じています。

ただし、まだこのアズーロLLで87cmクラスのブリを取り込んだ比較実績があるわけではないため、「このサイズなら大型青物でも絶対に安心」とまでは言えません。その点は、今後同クラスの大型青物を取り込めたときに追記したいと思います。
以前のタモと現在のタモを比べると
| 項目 | 以前のSANLIKE | 現在のアズーロLL |
|---|---|---|
| 枠サイズ | 現在の販売情報で60×48cm | 80×63cm |
| ネット素材 | ラバータイプ | 0.6mm径の手すきナイロン製(テグスタイプ) |
| 柄 | 7m | SANLIKEの7mを流用 |
| 自分の実釣 | 87cmブリで尾がはみ出し、柄がほんの少し曲がった | 60cmクラスではかなり余裕を持ってタモ入れできた |
青物用のタモは何cm必要か|自分は大きめを選ぶようになった
タモの枠サイズに絶対的な正解があるとは思っていません。
自分は87cmのブリを60×48cmの枠で取り込んだときに余裕のなさを感じたため、その経験をきっかけに、以前より大きな枠を選ぶようになりました。
特に沖堤防では、魚を掛けたあとに近くの人が必ず助けてくれるとは限りません。魚を寄せ切っても、最後のタモ入れで失敗すれば獲れないので、仕掛けやラインだけでなく、取り込みまで含めて準備しておくことが大事だと感じています。
タモ枠だけでなく、柄の長さも釣り場に合わせて考える
タモを選ぶときは、枠の大きさだけでなく、釣り場の高さに対して柄が十分に届くかも重要です。
自分が最初にSANLIKEの7mモデルを選んだのは、岸和田一文字で長いタモが必要だという情報を事前に見ていたからです。フィッシングマックスの岸和田一文字の釣果情報でも、沖の北について「6m以上のタモが必須」と案内された例があります。
現在のアズーロLLは枠と網の部分だけを購入し、柄は以前のSANLIKEで使っていた7mのものをそのまま付け替えて使っています。少なくとも自分の組み合わせでは柄を買い直す必要はありませんでした。
岸和田一文字でなぜ7mを選んだのか、6m以上という現地情報、実際の使い心地や長い柄の扱いにくさについては、岸和田一文字のタモ柄は何m必要?7mを使っている理由にまとめています。

そのため、枠だけを大きくしたい場合は、今持っている柄を流用できるか確認してから買い替えるのも一つの方法だと思います。
アズーロLLには4つ折りタイプもある
自分が現在使っているアズーロLLは、枠を折りたためない1ピースタイプです。店頭で購入したときはそのタイプしか売り場で確認できず、そのまま購入しました。
その後調べると、同じ80×63cmのLLサイズには4つ折りタイプ(AZLFS-LL4)も販売されています。公式販売ページでは、4つ折りアルミフレームで、各社の一般的なランディングシャフトに使われるW1/2規格に対応すると案内されています。
自分は大きめのロッドケースを使っているので、購入時に4つ折りタイプの存在を知っていれば、収納しやすさを考えてそちらも候補にしていたと思います。
大型のタモ枠は取り込みでは余裕がありますが、持ち運びではかさばります。これから購入する場合は、枠の大きさだけでなく、折りたためるかどうかまで確認しておくと選びやすいと思います。
1ピースと4つ折りは、取り込みより持ち運び条件で選び分ける
自分が使っている1ピースタイプと、後から存在を知った4つ折りタイプは、どちらもLLサイズですが、選ぶ基準は枠の大きさだけではありません。
| 見るポイント | 1ピースタイプ | 4つ折りタイプ |
|---|---|---|
| 自分の使用実績 | 現在使用中。60cmクラスの青物では余裕を感じた | 自分では未使用 |
| 収納 | 大きな枠のままなのでかさばる | 折りたためるため収納しやすい |
| 向いていそうな条件 | 大きめのロッドケースなどにそのまま入れられる | 車載や持ち運び時の収納性を重視したい |
自分は店頭で1ピースタイプを購入し、その後もそのまま使っています。今から選び直すなら、取り込み時の枠サイズに加えて、普段使うロッドケースや車載方法まで見て1ピースか4つ折りかを決めます。
自分なら購入前にこの4点を確認する
- 枠の大きさ:自分は87cmブリで60×48cmに余裕がないと感じた
- 柄の長さ:行く釣り場の足場に届く長さかを事前に確認する
- 手持ちの柄を流用できるか:枠だけの買い替えで済む場合がある
- 収納方法:大きな枠ほど、1ピースか折りたたみ式かの差が大きい
自分の場合は、取り込みの余裕を優先してLLサイズを使っていますが、柄の長さと持ち運びまで含めて選ぶのが現実的だと思います。
まとめ|87cmブリをきっかけに、タモの余裕を見るようになった
岸和田一文字で87cmのブリを釣ったとき、SANLIKEのタモで取り込みはできましたが、尾がはみ出し、引き上げた際には柄もほんの少し曲がりました。
現在確認できる同商品の枠は60×48cm。一方、今使っているアズーロLLは内径80×63cmです。
この1匹だけから「ブリには何cmが正解」と決めることはできません。ただ、自分にとっては、掛けるための道具だけでなく、掛けた魚を最後に獲り切れるタモまで準備するようになったきっかけでした。
今後、アズーロLLで大型青物を実際に取り込めたときは、その使い勝手もこの記事に追記していきます。

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