海水にリールを落としたらどうする?スピードマスター石鯛3000Tを水没させた後にやったこと

海水に水没したスピードマスター石鯛3000T 釣具・装備

釣りの途中でリールを海水に落としてしまったら、どうすればいいのか。

自分は串本のカセ釣りで、スピードマスター石鯛3000Tを竿ごと海へ落とし、リールまで完全に水没させました。

串本カセで使用したスピードマスター石鯛3000T
串本カセで使用したスピードマスター石鯛3000T。2回目の釣行では、このリールを海水に完全水没させました。

幸い、尻手ロープを付けていたためタックルは回収でき、その場ではそのまま使えました。帰宅後は、当時調べた方法を参考に、バケツへ漬け込まずシャワーの流水で念入りに洗浄し、その後は自然乾燥させました。

この記事では、自分が実際にやったことと、現在のSHIMANO公式のメンテナンス案内を照らし合わせながら、海水に水没した両軸リールをどう扱ったかを記録します。

結論|自分は流水で洗った。ただし水没後はオーバーホールの方が安心

自分の場合、回収後もリールはそのまま使えました。帰宅後は真水のシャワーを全体にかけ、スプール周りや可動部の隙間も意識して洗いました。

洗浄後は自然乾燥させました。その後、自宅で動作させて使える状態であることは確認しています。今回はオーバーホールには出していません。ただし、水没後はまだ次の釣行では使っていないため、実釣で問題なく使えるかどうかは現時点では未確認です。

ただし、これはあくまで自分の1回の実例です。現在のSHIMANO公式も、通常の使用後は流水で塩分を洗い流す方法を案内していますが、海水へ水没させた場合はオーバーホールに出す方が安心としています。

そのため、「海水に落としても水洗いだけで大丈夫」とは考えていません。

海水に水没したら、まずどうする?|自分ならこの順で対応する

今、海水に落とした直後なら、自分は次の順で対応します。

  1. まず安全に回収する。 完全水没した場合は、「動くから大丈夫」とは決めつけません。
  2. 洗う前にリールをロッドから外し、ドラグを締める。 カウンター付きリールは電池キャップも確実に締まっているか確認します。そのうえで、できるだけ早く真水の流水で塩分を落とします。バケツなどに漬け込まず、適度な水圧でリール全体とスプール周り、可動部を洗います。温水・洗剤・高圧の流水は避けます。
  3. 水気を切り、風通しのよい日陰で自然乾燥させる。 自分も洗浄後は自然乾燥させました。
  4. 完全水没なら、メーカーの点検・オーバーホールを検討する。 自分は今回は出していませんが、内部まで問題ないかは外からは判断できません。

この4点は、自分の水没経験に、現在のSHIMANO公式のメンテナンス案内を重ねて整理したものです。以下では、実際に自分のリールで何が起き、何をしたのかを詳しく書きます。

実際に起きたこと|竿ごと海へ落ち、リールまで完全に水没

事故が起きたのは、串本カセ2回目の釣行です。

竿受けに置いていたタックルが回転するように外れ、そのまま竿とスピードマスター石鯛3000Tが海へ落下しました。

尻手ロープを付けていたため、そのまま海底へ沈むことはなく、ロープを手繰って竿とリールを引き上げました。

この事故の詳細と尻手ロープについては、尻手ロープに助けられた実体験の記事にまとめています。

回収後|その場では動いたが、内部の状態までは分からなかった

リールは海水に完全に浸かりましたが、回収した後もその場では問題なく使えました。

ただ、その時点で内部まで海水が入っているか、どこまで影響があるかは自分には判断できませんでした。

そのため、帰宅後は「塩水に沈めたリールをそのままにしない」という意識で、普段より念入りに洗うことにしました。

帰宅後にやったこと|バケツには漬けず、シャワーの流水で洗った

自分が実際にやったのは、リールを水の入ったバケツへ沈める方法ではありません。

シャワーの流水をリール全体へかけ、スプール周りや可動部の隙間を意識して洗いました。

洗っている途中では、ハンドルを回してスプール周りにも水が当たるようにしたり、可動する部分の隙間へも水を流したりしました。

当時はネットなどで調べた方法を参考にしており、「SHIMANOの公式手順をそのまま見て洗った」とまでは覚えていません。現在のSHIMANO公式と比べると、流水で洗い、ハンドルを回しながらスプール周りを洗う点には共通する部分があります。

一方で、自分が今回やったのは流水洗浄と自然乾燥までで、乾燥後の注油やグリスアップ、オーバーホールは行っていません。この点は現在の公式案内とは分けて考える必要があります。

現在のSHIMANO公式ではどう案内されている?

SHIMANOの「オフショア用両軸リールの日常メンテナンス」では、釣行後はなるべく早く真水で塩分を落とし、シャワーなどの流水で洗浄する方法が紹介されています。

特にスプール周り、リールフット、クラッチなどの可動部分を念入りに洗い、スプール周りはハンドルをゆっくり回しながら全周を洗う手順が示されています。

一方で、内部へ水が入りやすくなるため、水の中へ漬け込むことは避けるよう案内されています。

洗浄後は可動部を動かして水気を切り、柔らかい布で水分を拭き取ったうえで、風通しのよい日陰で自然乾燥。完全に乾いた後は、機種ごとの指定箇所へオイルやグリスを使う手順も紹介されています。また、海水へ水没させた場合はオーバーホールに出す方が安心と案内されています。

SHIMANO:オフショア用両軸リールの日常メンテナンス

自分がやったことと、公式案内を分けて考える

項目 自分が実際にやったこと 現在のSHIMANO公式
洗い方 シャワーの流水で念入りに洗った 真水の流水で洗浄
スプール周り ハンドルを回しながら洗った ハンドルをゆっくり回しながら洗浄
水への漬け込み しなかった 避けるよう案内
乾燥後の対応 自然乾燥。注油・グリスアップ、オーバーホールは未実施。自宅で動作確認済み、次の釣行では未使用 日陰で自然乾燥後、機種に応じて注油・グリスアップ。海水水没時はオーバーホールの方が安心

自宅で動作確認できていることと、「この対応なら誰でも大丈夫」という話は別です。

特に完全水没した場合は、自分の実例よりもメーカー案内を優先して判断した方が安全だと考えています。

もしもう一度水没させたら|今ならどうするか

同じことが起きたら、まずタックルを安全に回収します。そして、たとえその場で動いていても「問題ない」とは判断せず、完全水没したリールとして扱います。

帰宅後は真水の流水で塩分を落とし、十分に乾燥させます。そのうえで、今ならオーバーホールに出すことも検討します。

実際に1回水没させたことで、「動いていること」と「内部まで問題がないこと」は別だと考えるようになりました。

水没させないための対策も重要

水没後の洗い方を知っておくことも大切ですが、そもそも海へ落とさない、落としても回収できる状態にしておく方が重要です。

自分の場合は、尻手ロープがなければリールどころか竿ごと失っていた可能性があります。

また、事故後は竿受け自体も見直しました。詳しくは串本カセの竿受け選びの記事にまとめています。

まとめ|「使えた」は結果論。海水水没後は念入りな洗浄とメーカー案内の確認を

スピードマスター石鯛3000Tを海水へ完全に水没させた自分の場合、回収後もその場では使えました。帰宅後はシャワーの流水で念入りに洗って自然乾燥させ、その後は自宅で使える状態であることを確認しています。

水没後はまだ次の釣行では使っていないため、実釣での状態は未確認です。

あくまで、これは自分の1回の実例です。

現在のSHIMANO公式では、普段の洗浄は水へ漬け込まず流水で行い、海水へ水没させた場合はオーバーホールに出す方が安心と案内されています。

自分の実体験とメーカーの推奨を分けて考える。水没後の対応では、これが一番大事だと感じています。

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