えり丸へ初めて行く前、自分は船酔いをかなり甘く見ていました。
ところが、実際のえり丸1回目ではかなり船酔いしました。
後半になるほど気分が悪くなり、タナを変える、仕掛けを直す、周囲を見る、といった釣りの判断そのものがしんどくなりました。
6日後の2回目ではアネロンを使って再挑戦。自分の場合は、1回目よりかなり楽に釣りを続けることができました。
この記事では、「串本カセなら酔わない」「アネロンを飲めば必ず大丈夫」と断定するのではなく、同じ自分が2回続けてえり丸へ行き、船酔い対策の有無でどう違ったかを実体験としてまとめます。
結論:以前カセで酔わなくても、次も大丈夫とは限らなかった
1回目のえり丸釣行で一番きつかったのは、ラインブレイクやサバ以上に船酔いでした。
しかも自分には、半年ほど前の冬に大裕丸のカセで、雪まじりのあまり良くない天気と揺れの中でも酔わなかった経験がありました。
そのため「自分はカセなら大丈夫」と思い込んでいましたが、えり丸1回目では普通に酔いました。
一度カセで平気だった経験があっても、別の日・別のカセ・別の海況で同じとは限らない。自分にとっては、これが船酔い対策を考え直すきっかけになりました。
気分が悪くなると、単に「しんどい」だけではありません。
- 仕掛けを入れ直すのが面倒になる
- タナを変える判断が減る
- ラインブレイク後の復旧作業がつらい
- 周囲で何が起きているかを見る余裕がなくなる
- 試したいことがあっても、行動に移せなくなる
つまり自分の場合、船酔いは釣りを続けられる時間と、考えられる余裕の両方を削る要因になりました。
1回目は、後半になるほど釣りにならなくなった
初回の串本カセでは、表層のサバ、ラインブレイク、タナの迷いなど、もともと考えることが多い状況でした。
そこへ船酔いが重なりました。
気分が悪くなると、「もう少しタナを変えてみよう」「周りは何mで釣っているのか聞こう」といったことまで億劫になります。
月に一度程度しか釣りへ行けない自分にとって、これはかなり痛い失敗でした。
1回目の詳しい流れは、串本カセ初挑戦の反省記事にまとめています。
2回目はアネロンを使って再挑戦した
2回目では、船酔い対策としてアネロンを使いました。

自分の場合、1回目と比べてかなり楽に釣りを続けることができました。
ここで重要なのは、「アネロンを使えば誰でも酔わない」と言いたいわけではないということです。
体質や体調によって感じ方は違いますし、医薬品なので、使用する場合は添付文書を確認し、用法・用量を守る必要があります。
※この記事は自分の使用経験を記録したもので、医療上の助言ではありません。医薬品には合う・合わないがあります。
船酔いが楽だと、釣りの組み立てまで変わった
2回目で一番大きかったのは、「気持ち悪くない」こと自体より、釣りを考える余裕が残ったことでした。
この日は、暗いうちは20m前後を基準に探り、サバが多かったため、自分のイワシフカセでは重い側の5号から実質10号程度まで重くしましたが、それでも抜けませんでした。そこでさらに追加し、最終的に実質15号程度まで重くしました。その後、明るくなってサバが消え、潮もあまり流れていなかったのでオモリをすべて外して完全フカセへ切り替え、35m前後を探った中でハマチ58cmを釣ることができました。

もちろん、船酔い対策をしたからハマチが釣れたと断定はできません。
ただ、自分にとっては、体調を保てたことで「次はどうするか」を考え続けられたのは確かでした。
2回目の詳しい時系列は、えり丸2回目でハマチ58cmを獲るまでの実釣記にまとめています。
自分にとって船酔い対策は「快適装備」ではなく釣果対策になった
以前は、酔い止めを「気分悪くならないためのもの」くらいに考えていました。
でも1回目と2回目を比べると、自分にとっては意味が少し違いました。
船酔いすると、釣りをする回数が減る。考える回数も減る。仕掛けを直すのも億劫になる。
逆に体調が保てれば、タナを変える、オモリを変える、周囲を見る、といった試行回数を増やせます。
その意味で、自分にとって船酔い対策は快適に過ごすためだけではなく、1日を最後まで使い切るための準備になりました。
初回と2回目で何が違ったか
| 項目 | 1回目 | 2回目 |
|---|---|---|
| 船酔い | かなり強かった | 前回よりかなり楽だった |
| 酔い止め | 十分な対策ができていなかった | アネロンを使用 |
| 後半の余裕 | 釣りを続けるのがつらくなった | タナやオモリを考えながら釣れた |
| 釣果 | 本命を獲れず | ハマチ58cm×1、ゴマサバ約40cm×3 |
この比較だけで「差の原因はアネロン」と断定はできません。海況や体調など、他の条件も違うからです。
それでも、自分自身の2回の経験では、2回目の方が明らかに釣りを続けやすかったというのが事実です。
次回も船酔い対策は外さない
今後えり丸へ行くときも、自分は船酔い対策を「余裕があればやるもの」にはしません。
タックルやオモリを準備するのと同じように、最初から釣行準備の中へ入れます。
月に一度の釣行では、現地に着いてから「今日は酔ってしまった」で半日を使えなくなるのはもったいないからです。
自分の中では、船酔い対策も釣りを成立させるための装備の一つという位置づけになりました。
よくある疑問
串本のカセ釣りは船酔いしますか?
少なくとも自分は、初回かなり酔いました。「カセなら絶対に酔わない」とは考えない方がいいと思います。ただし、酔いやすさには個人差があります。
アネロンを使えば船酔いしませんか?
自分は2回目にアネロンを使い、初回よりかなり楽でした。ただし、これだけで効果を一般化することはできません。医薬品なので、使用する場合は添付文書を確認し、用法・用量を守ってください。
船酔い対策は釣果に関係ありますか?
船酔い対策そのものが釣果につながったとは断定できません。ただ、自分の場合は、酔うとタナ変更や仕掛け修正などの試行回数が減り、2回目は体調を保てたことで釣りを考える余裕が残りました。少なくとも、1日を使い切るための準備としては重要だと感じています。
2回行って分かったこと
タナ、オモリ、仕掛け、船酔い。2回のえり丸釣行で見直したこと全体は、串本カセ初心者が2回行って分かった7つのことにまとめています。
月に一度の釣行を、なんとなく終わらせない。
自分にとっては、船酔い対策もそのための大事な準備の一つでした。

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