2026年8月18日、初めて串本のカセ釣り「えり丸」へ行きました。
結果から言うと、本命のブリは獲れませんでした。
ただ、魚がいなかったわけではありません。周囲ではブリが釣れていて、自分にも約20m付近で大物らしい魚が掛かりました。
ところが、その魚は針の近くでラインブレイク。さらに表層にはイワシやサバが多く、狙うタナもはっきり決めきれない。後半は船酔いも強くなり、十分に釣りを続けられませんでした。
初回は「釣れなかった日」ではなく、掛けるところまでは行ったのに、1本を獲り切るための準備が足りなかった日だったと思っています。
この記事では、その日の失敗と、次回までに何を変えることにしたのかを整理します。
初回釣行で起きたこと
| 釣行日 | 2026年8月18日 |
|---|---|
| 釣行先 | 串本・えり丸 |
| 本命 | ブリなどの青物 |
| 大きな出来事 | 約20m付近で大物がヒットするも、針付近でラインブレイク |
| 海の状況 | 表層にイワシが多く、サバにも仕掛けを止められた |
| 周囲 | 自分が確認した範囲で、近くではブリが4本上がっていた |
| 体調 | 船酔いが強く、後半は十分に釣り続けられなかった |
約20mで大物が掛かった。でも魚種は断定できない
この日、自分に一度大きな魚が掛かりました。
イワシを沈めている途中、約20m付近でヒット。その後、針の近くでラインが切れました。
周囲ではブリが釣れていたので「ブリだったのでは」と考えたくなりますが、実際に魚体を確認できていない以上、魚種は断定できません。
やり取りの感触も、自分がイメージしていたブリの走りとは少し違って感じました。
このブログでは、見ていない魚を「ブリを掛けた」とは書かないことにします。
確実に言えるのは、「約20mで大物が掛かり、獲り切れなかった」というところまでです。
反省1.どのタナを狙うのか曖昧なまま釣っていた
この日は表層にイワシがかなりいました。
船長からは、ブリがイワシの中にいるという話も聞きました。
ただ、自分は「表層付近なのか」「約20mなのか」「イワシの層の少し下なのか」を整理しきれないまま釣っていました。
自分には約20mでヒットがあった一方、周囲では実際にブリが上がっている。
今振り返ると、周囲で最初の1本が出た時点で、
- 何mで食ったのか
- 仕掛けは止めていたのか、沈めていたのか
- どれくらいのオモリを使っていたのか
を確認すべきでした。
魚がいることは分かっていたのに、「どこへどう届けるか」の情報を取りに行けていなかったのが大きな反省です。
反省2.サバを突破できず、狙いたい場所まで仕掛けを届けにくかった
もう一つ困ったのがサバです。
仕掛けを沈めようとしても途中でサバに食われ、狙いたい場所へ届かない場面がありました。
当時使っていた5号のゴム張りオモリは、自分のイワシフカセではむしろ重い側です。それでもサバが多すぎて、5号ですら目的のタナまで通しにくい状況でした。
初回の反省から、次回は「軽い・重い」を決め打ちせず、状況に応じて沈下速度を変えられるようにオモリを複数用意することにしました。
実際に2回目では、暗いうちは20m前後でサバばかり。5号では抜けず、10号でも抜けなかったため、最終的に実質15号程度まで重くしました。明るくなってサバが消え、潮も弱くなった後はオモリを全部外して完全フカセへ変更。35m前後でハマチ58cmを釣ることができました。
オモリの話は、5号→10号→15号と段階的に重くし、その後完全フカセへ戻した経緯で詳しくまとめています。
反省3.通し仕掛けはラインブレイク後の復旧まで考えておく
大物を掛けてラインブレイクした後、もう一つ問題が起きました。
このとき使っていたのは、フロロカーボンを針まで直結した通し仕掛けです。ラインブレイクすると、その場で新しい針を外掛け結びし直して復旧する必要がありました。
ところが、イワシを触った手には油がついていて、その状態では外掛け結びがうまくできませんでした。
一般的なハリス交換式の仕掛けなら予備を持っていくのは当然ですが、今回の失敗のポイントはそこではありません。通し仕掛けで切られたとき、現場で結び直す時間まで想定できていなかったことです。
そこで2回目は、サルカンを使って事前に作った針+ハリスの仕掛けを交換できる形にし、10本前後を準備して持っていくことにしました。
通し仕掛けより結節点が増えるため、強度面では弱点になり得る箇所が増えます。一方で、ラインブレイク後の復旧はかなり速くできます。
自分は2回目では、強度だけでなく時合中に早く再投入できることも重視しました。
フロロ通し仕掛けでラインブレイクした後の復旧対策は、別記事で詳しくまとめています。
反省4.周りが釣れたときこそ情報を取りに行く
この日は、自分が確認した範囲で近くではブリが4本上がっていました。
同じ海、同じ時間帯で釣れている人がいるなら、それはかなり価値のある情報です。
初回の自分は、自分の仕掛けをどうするかに意識が向きすぎていました。
次回からは、周囲で魚が上がったら、少なくとも
- ヒットしたタナ
- オモリの大きさ
- 仕掛けの沈下速度
- 止めて食ったのか、沈下中に食ったのか
を可能な範囲で確認するつもりです。
自分だけで答えを探すより、その日の海ですでに出ている答えを観察する方が早いと感じました。
反省5.船酔いすると、釣りの判断力まで落ちる
この日の後半、自分はかなり強く船酔いしました。
気分が悪くなると、単にしんどいだけではありません。
タナを変える、仕掛けを直す、周囲を見る、次の一手を考える、といったことまで面倒になります。
月に一度しか行けない釣行で、体調が理由で試行回数そのものが減るのは大きな損失です。
そのため2回目ではアネロンを使いました。自分の場合は初回よりかなり楽に釣りを続けられました。
初回の強い船酔いから、2回目にアネロンを使ってどう変わったかは別記事に詳しくまとめています。
※医薬品には体質や体調による合う・合わないがあります。使用する場合は添付文書を確認し、用法・用量を守ってください。
初回のあとに決めた「次回やること」
- 針+ハリスの仕掛けを10本前後、事前に作っておく
- サバ対策で重くできるオモリを用意し、サバが消えて潮も弱いときは完全フカセに戻せるようにする
- 最初は約20mを一つの基準にし、5m刻みで探る
- 周囲で釣れたら、タナ・オモリ・沈下速度・食った瞬間を確認する
- イワシの層そのものだけでなく、その少し下も意識する
- 船酔い対策を強化する
- ラインブレイク後は、できるだけ早く仕掛けを交換して再投入する
全部を一度に完璧にすることはできません。
ただ、次回何を変えるかまで決めておけば、失敗した1日をそのまま無駄にせずに済みます。
そして2回目、同じ失敗を減らしてハマチ58cm
約1週間後の2回目では、仕掛けを事前に作り、船酔い対策をし、暗いうちは20m前後から開始。
サバばかりだったため、まず5号から実質10号程度まで重くしましたが、それでも抜けませんでした。そこでさらに追加し、最終的に実質15号程度まで重くしました。その後、明るくなってサバが消え、潮も弱くなったのでオモリをすべて外して完全フカセへ。35m前後へ探る範囲を変えました。
その中で、ハマチ58cmを1本釣ることができました。

もちろん、初回の反省を直したから必ず釣れたと断定はできません。
それでも、前回より「何を見て、何を変えるか」を考えながら釣れたことには意味がありました。
2回目でハマチ58cmを獲るまでの詳しい実釣記はこちらです。
初回で一番学んだこと
初めての串本カセで一番学んだのは、釣れなかった理由を「運が悪かった」で終わらせないことでした。
魚はいた。
自分にも掛かった。
でも獲れなかった。
だからこそ、タナ、オモリ、仕掛けの復旧、周囲から得る情報、船酔い対策に改善の余地がありました。
月に一度の釣行を、なんとなく終わらせない。
この1回目の失敗が、このブログの考え方の原点になっています。
2回分をまとめて読みたい場合は、串本カセ初心者が2回行って分かった7つのことに整理しています。
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