串本のカセ釣りで青物を狙うとき、「何mを狙えばいいのか」はかなり悩みました。
自分の2回目のえり丸釣行では、最初から35mを狙っていたわけではありません。
暗いうちは20m前後を基準にする → サバばかり釣れる → イワシフカセでは重めの5号でも抜けない → 10号でも抜けない → 最終的に実質15号程度まで重くする → 明るくなってサバが消え、潮も弱くなったのでオモリを外して完全フカセへ → 35m前後を探る → ハマチ58cm
という流れでした。
この記事では、「串本カセでは35mが正解」と断定するのではなく、時間帯と魚の反応を見ながら、自分がどうタナを変えたかを実釣ベースで整理します。
結論:タナは最初から1つに決め打ちしない方がいいと感じた
2回目の釣行で一番大きかったのは、20mや35mという数字そのものではありません。
暗いうちは20m前後を一つの基準にして、そこで起きていることを見た。
サバばかりだったので、仕掛けの沈み方を変えた。
そして明るくなってきたタイミングで、探る水深を35m前後へ変えた。
その中でハマチ58cmが出ました。
自分にとっての学びは、「前回釣れた水深を覚える」より、「今の反応を見て次にどこを探すか決める」方が大事ということでした。
暗いうちは20m前後を基準にスタート
2回目のえり丸釣行は、朝4時ごろの出船でした。
まだ暗いうちは、まず20m前後を一つの基準として探りました。
この20mという数字は、「いつでも20mが正解」という意味ではありません。
最初にどこから探るかを決めておかないと、上げたり下げたりする基準もなくなります。
そこで自分は、暗いうちは20m前後から様子を見ることにしました。
20m前後ではサバばかり。5号でも通らなかった
ところが、20m前後を探っていると釣れるのはサバばかりでした。
自分のイワシフカセでは5号はすでに重い側の選択肢ですが、それでも仕掛けが狙った場所へ届くまでにサバに止められやすい状況でした。
ここで重要だったのは、単純に「20mにサバがいるから別のタナへ移動しよう」だけではなかったことです。
仕掛けが目的のタナまで届く前にサバに食われているなら、タナ探し以前に沈下速度を変える必要があると考えました。
そこでまず実質10号程度まで重くしましたが、それでもサバを抜けませんでした。さらに追加し、最終的に実質15号程度まで重くしました。
オモリの考え方については、5号→10号→15号と段階的に重くし、その後完全フカセへ戻した経緯で詳しくまとめています。
明るくなってサバが消えたので、完全フカセで35m前後へ
時間が進み、周囲が明るくなるとサバがいなくなりました。潮もあまり流れていなかったため、今度はオモリをすべて外して完全フカセへ変更しました。
完全フカセへ移行してからは底撒きペットを使わず、刺し餌も撒き餌もオモリなしで自然に流し、沈ませながら20m前後にこだわらず35m前後を探りました。
そこでハマチ58cmが出ました。

この結果だけを見ると「35mが正解だった」と言いたくなります。
ただ、自分はそうは考えていません。
その日の時間帯、明るさ、サバの位置、青物の位置は毎回変わるはずです。
今回言えるのは、暗いうちは20m前後で様子を見て、サバ対策で一時的にオモリを重くし、その後サバが消えて潮も弱くなったため完全フカセへ切り替え、35m前後でハマチ58cmが釣れたという事実までです。
自分が次回やるなら「基準→5m刻み→反応で変更」
今回の経験から、次回も一つの水深だけを決め打ちするつもりはありません。
今のところ、自分なら次のように探ります。
- 時間帯を見て、まず一つ基準の水深を決める
- 反応がなければ5m程度ずつ上下してみる
- サバなどに途中で止められるなら、タナだけでなくオモリも見直す
- サバが消え、潮も弱いなら、逆にオモリを外して完全フカセも試す
- 明るさや潮、周囲の釣果が変わったら、基準そのものを変える
- 魚が出た水深は記録するが、次回の絶対的な正解にはしない
「20m→35m」という数字を覚えるより、基準を置き、反応を見て変えることを再現したいと思っています。
周囲で釣れたら、タナの情報はできるだけ拾う
1回目の釣行では、近くでブリが上がっていたのに、何mで食ったのかを十分に聞けませんでした。
今振り返ると、これはかなりもったいないことでした。
同じ時間、同じ海で魚が上がったなら、その情報はかなり価値があります。
次回は周囲で青物が出たら、可能な範囲で、
- 何mで食ったか
- 止めていたのか、落としている途中だったのか
- どれくらいのオモリだったか
- その直前まで何が釣れていたか
を確認したいと思っています。
自分の仕掛けだけを見るのではなく、その日の海で出ている答えを観察することもタナ探しの一部だと感じました。
20mと35m、どちらが正解だったのか
今回の釣行だけで「20mはダメ、35mが正解」とは言えません。
暗いうちの20m前後ではサバばかりでしたが、その時間帯に青物が別の場所にいたのか、仕掛けの沈下速度の問題だったのか、1回の釣行だけでは分かりません。
一方、明るくなってから35m前後を探り、実際にハマチ58cmが釣れたことは事実です。
だから今後は、「35mを狙う」のではなく、「35mが今回の答えだった理由を次回も検証する」という考えで釣ります。
よくある疑問
串本カセでは35mを狙えば青物が釣れますか?
今回の自分は明るくなってから35m前後を探り、ハマチ58cmが釣れました。ただし、時間帯や潮、魚の位置は毎回変わるので、35mを固定の正解とは考えていません。
最初は何mから探ればいいですか?
自分の2回目は暗いうち20m前後から始めました。重要なのは、その数字自体より「まず基準を置いて、そこから反応を見て上下する」ことだと感じています。
サバばかり釣れるときはタナを変えるべきですか?
タナを変えるだけでなく、仕掛けが狙う場所まで届いているかも確認した方がいいと感じました。自分のイワシフカセでは5号は重い側ですが、それでもサバを抜けず、10号まで重くしてもまだ抜けませんでした。そこで最終的に実質15号程度まで重くしました。その後、明るくなってサバが消え、潮も弱くなったのでオモリを外して完全フカセに切り替えています。
この日の詳しい流れ
タナだけでなく、船酔い対策、予備仕掛け、オモリ変更まで含めた2回目の全体像は、えり丸2回目でハマチ58cmを獲るまでの実釣記にまとめています。
2回の釣行全体から分かったことをまとめて読みたい場合は、串本カセ初心者が2回行って分かった7つのこともあります。
次回は「前回の答え」から始めて、また探し直す
今回ハマチが出た35m前後は、次回のスタート地点を考える材料にはなります。
ただし、35mに固執はしません。
時間帯、サバ、潮、周囲の釣果を見ながら、その日のタナを探します。
前回の答えを正解として持っていくのではなく、前回の答えから次の探索を始める。
月に一度しか行けないからこそ、こういう記録を次の一回につなげていきます。


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