串本カセの完全フカセとは?カウンター35m前後でハマチ58cmを釣った流し方と切り替え方

串本えり丸のカセ釣りで釣った58cmのハマチ 釣り方・攻略
2回目のえり丸釣行で釣った58cmのハマチ

串本のカセ釣りで2回目にハマチ58cmを釣ったとき、最後に使っていたのはオモリを付けた仕掛けではなく、オモリをすべて外した完全フカセでした。

ただし、最初から完全フカセだったわけではありません。暗いうちはサバが多く、5号でも抜けられず、10号、15号まで重くして対応しました。明るくなってサバが消えたあと、イワシを撒いても表層であまり流されないことから、少なくとも表層の潮が弱いことを確認し、完全フカセに切り替えています。

この記事では、タナの探し方そのものではなく、「どの条件でオモリを外して完全フカセへ切り替えたか」を中心に、自分の2回目の実釣を整理します。

20mから35m前後へタナをどう探したかはタナ探しの記事、カウンター35m表示と実際の水深の関係はリールカウンターと水深のズレの記事に分けています。

結論|完全フカセは「オモリを外せば終わり」ではなかった

自分が2回目のえり丸釣行でやった完全フカセは、次の状態です。

  • 仕掛けのオモリをすべて外す
  • 底撒きペットも使わない
  • 刺し餌を自然に流しながら沈める
  • 撒き餌も同じように自然に流し沈める
  • その中でカウンター35m前後を探る

つまり、重いオモリで狙った水深まで一気に落とすのではなく、刺し餌と撒き餌を潮の中で自然に沈めていく釣り方として使いました。

ここでいう「完全フカセ」とは

フカセ釣りにはさまざまな仕掛けや考え方がありますが、この記事でいう完全フカセは、オモリを付けず、仕掛けそのものを自然に流しながら沈めていく方法を指しています。

2回目の釣行では、オモリを外した後は底撒きペットも使っていません。刺し餌だけを沈めるのではなく、撒き餌も同じように自然に流し、できるだけ同じ流れの中に入れることを意識しました。

「完全フカセならいつでも釣れる」という話ではありません。自分の場合は、サバが消えたあと、少なくとも表層の潮が弱いことを確認して切り替えたことがポイントでした。

完全フカセへ切り替える前は、サバ対策でオモリを使っていた

暗いうちはサバが多く、完全フカセでは狙う水深まで刺し餌を届けにくい状況でした。そのためこの時間帯はオモリを使い、撒き餌も底撒きペットで狙う水深へ届けていました。

この日は結果として5号→10号→15号と重くしましたが、これは毎回の手順ではありません。オモリをどう変えたかと、その判断の詳しい経緯はこちらにまとめています。

サバが消え、表層の潮が弱いことを確認して完全フカセへ切り替えた

その後、明るくなるとサバがいなくなりました。イワシを撒いても表層であまり流されなかったため、少なくとも表層の潮は弱いと判断しました。そこでオモリをすべて外し、完全フカセへ切り替えました。

ここで重要だったのは「15号から0号にした」という数字ではなく、状況が変わったので釣り方も変えたことです。

完全フカセにした後は、底撒きペットを使わなかった

重いオモリを使っていた時間帯は、サバの層を抜けて撒き餌を届けるために底撒きペットを使いました。

ここでいう底撒きペットは、仕掛けに取り付けるものではありません。オモリを付けたペットボトルにイワシを入れ、ロープを付けて直接海へ投入し、狙う層まで撒き餌を届けるために使う道具です。

一方、完全フカセへ切り替えた後は底撒きペットを使いませんでした。

刺し餌も撒き餌も、潮に乗せながら自然に流し、自然に沈ませました。ここを混同すると、実際にハマチを釣った時の釣り方とは違ってしまいます。

重い仕掛け+底撒きペットはサバを抜くための時間帯。
完全フカセ+自然に沈む撒き餌はサバが消えた後の時間帯。

自分の2回目の釣行では、この切り替えでした。

完全フカセでカウンター35m前後まで流した中でハマチ58cm

完全フカセへ切り替えた後、刺し餌と撒き餌を自然に沈めながらカウンター35m前後まで探りました。

ハマチが食った頃には、潮がカセから見て右斜め前へ流れ、ラインは竿先からおよそ45度で右前方へ出ていました。カウンター表示は35m前後でした。

その条件の中で、ハマチ58cmがヒットしました。

串本カセ完全フカセでカウンター35m、ライン約45度の状況を示す模式図
2回目の串本カセ実釣時の模式図。35mはリールカウンター表示で、魚の正確な水深ではありません。
串本えり丸の完全フカセで釣った58cmのハマチ
2回目のえり丸釣行で釣ったハマチ58cm。明るくなってサバが消えた後、完全フカセでカウンター35m前後を探っている時にヒットした。

カウンター35mという表示そのものを正解だとは考えていません。20mから35mまでタナをどう探したかはこちらに分けてまとめています。カウンター35m前後とライン約45度の関係は、リールのカウンター表示とライン角度を実釣記録で検証した記事で詳しく整理しています。

刺し餌と撒き餌を「同じ流れ」に入れる

完全フカセにしてから意識したのは、刺し餌だけを35mへ届けることではありません。

オモリも底撒きペットも使わず、刺し餌と撒き餌の両方を自然に流し沈めることで、できるだけ同じ流れの中に入れていきました。

カセの下は目で見えません。そのため「今きれいに同調している」と断定することはできませんが、少なくとも刺し餌と撒き餌を別々の動きにしないことは意識しました。

刺し餌を入れるタイミングと撒き餌をどう合わせていたかは、串本カセで撒き餌と刺し餌をどう合わせる?に実釣ベースで分けてまとめています。

完全フカセへ切り替える目安として、自分が見ていたこと

まだ2回しか経験していないので一般化はできませんが、2回目の実釣から次回も見るつもりなのは次の3点です。

  • サバがまだいるか:いるなら軽い仕掛けでは途中で止められる可能性がある
  • 潮の速さ:弱ければ自然に沈める方法を試しやすい
  • 今のタナに反応があるか:反応がなければ水深そのものを動かす

「完全フカセをする」と先に決めるより、その時の条件を見て、重くするか、軽くするか、ゼロにするかを決める方が自分には合っていました。

まとめ|完全フカセそのものより「切り替えるタイミング」が重要だった

2回目のえり丸でハマチ58cmを釣った時は、オモリを外し、底撒きペットを使わない完全フカセでした。

自分にとって重要だったのは、サバが消えたあと、イワシを撒いたときの流れ方から少なくとも表層の潮が弱いことを確認し、釣り方を切り替えたことです。その後は、刺し餌と撒き餌をできるだけ同じ流れへ入れながら自然に沈めました。

オモリ変更やタナ探しの詳しい経緯はそれぞれの個別記事に分け、2回目の釣行全体は実釣記にまとめています。

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