名田屋ノマセ3回目でメジロ65cm|アタリの見分け方とPE道糸切れ【2026年10月24日】

2026年10月24日の名田屋ノマセ3回目で釣り上げた65cmのメジロ 釣行記

2026年10月24日、名田屋のノマセ便に3回目の乗船をしました。9月28日と10月11日の2回は、餌のアジを確保できても自分の青物は0匹。今回は11時50分ごろにメジロを1匹釣り上げました。帰宅後の実測サイズは65cmでした。

特に印象に残ったのは、竿先が「ピクピクピク」と動き、軽く重みが乗った瞬間です。竿を大きくあおる合わせを入れずにリールを巻き始め、魚の引きを感じて「本当のアタリだ」と判断できました。一方、約20分後には隣の釣り人とラインが絡み、船員さんがほどいてくれた後に自分の仕掛けにも魚が掛かっていると判明。再びやり取りしたところでPE道糸が切れてしまいました。

今回の釣果と時系列

  • 釣行日:2026年10月24日(土)
  • 釣り船:名田屋・ノマセ便
  • 自分の青物:メジロ65cmを1匹(帰宅後に実測)
  • その後のアタリ:約20分後、弱い引きがあり、隣の人とのオマツリを解いてもらった後に自分の針にも魚が掛かっていると判明。再度やり取りする途中でPE道糸が切れた
  • 朝の餌:ほぼアジで約30匹。今回はサバがほとんど混じらなかった
  1. 4:58|出船。
  2. 6:00|サビキ終了。餌は約30匹で、ほぼアジ。
  3. 6:05|青物狙い開始。明石海峡大橋のほぼ真下でノマセを開始。
  4. 最初の流し|水深約39m。オモリを底スレスレにして待ったが、回収時には餌のアジがなくなっていた。
  5. 最初の流しの後|西側へ移動。明石海峡大橋から西へ向かった。
  6. 11:50ごろ|メジロを釣り上げた。帰宅後の実測は65cm。
  7. 12:10ごろ|再び魚が掛かったがラインブレイク。隣の釣り人とオマツリになり、船員さんが解消。その後、自分の仕掛けにも魚が掛かっていると分かり、再びやり取りした途中でPE道糸が切れた。
  8. 13:00過ぎ|納竿。

11:50は釣り上げた時刻です。釣れた場所の水深は覚えていませんが、朝最初の流しは明石海峡大橋のほぼ真下で水深39mから始まりました。

出船前|釣り座と当日のサビキを記録した

名田屋の出船前、乗船者が釣りの準備をしている船内の様子
2026年10月24日の出船前。船内では釣り人がそれぞれの釣り座で準備を進めていた。

乗船前に船の外観と、釣り座の様子を撮影しました。竿受けに竿とリールをセットし、足元には道具入れや餌を扱うためのスペースがあります。初めて名田屋に乗る人向けの受付・駐車場・船への乗り方は、別記事の名田屋乗船ガイドにまとめています。

名田屋ノマセ便の船内にある釣り座や道具入れ、竿受けの配置
名田屋3回目の釣り座。竿受けや道具入れ、足元の配置が分かる。
名田屋で竿受けにセットしたリールと仕掛け、青い道具入れ
今回の釣り座で使用した竿受けとリール、すぐ下の道具入れ。

今回、餌のアジを釣るサビキにはハヤブサ「蓄光スキン レッド」(HS400)を最初から使いました。撮影したパッケージの表示は、小アジ4号・ハリス0.6号・幹糸1号・全長1.4m、枝3cm・針間20cmです。

ハヤブサ蓄光スキンレッドHS400小アジ4号・ハリス0.6号のパッケージ
当日最初から使用したサビキ。針は小アジ4号、ハリス0.6号。

6:00|アジは約30匹。今回はサバがほとんどいなかった

4:58に出船し、6:00にサビキ釣りが終了しました。正確には数えていませんが、餌は約30匹。今回はほぼアジで、サバがほとんど混じらなかったのが前回との違いです。

10月11日の2回目はアジとサバが混在し、サビキが終了したのは6:44ごろでした。今回は44分早くサビキを終え、6:05には青物狙いを始めています。魚の種類の違いを仕掛けの赤い蓄光スキンの効果と決めつけることはできません。その日の魚の分布や状況も分からないため、現段階では使った仕掛けと結果だけを残します。

前回のサビキで教わったタナやアミエビの使い方は、名田屋2回目の実釣記に記録しています。今回のアジが釣れた細かなタナ、仕掛け交換回数、アミエビ使用量は未記録です。

6:05|明石海峡大橋の下、水深39mから最初の流し

サビキ釣りの終了から5分ほどで青物狙いのノマセが始まりました。最初のポイントは明石海峡大橋のほぼ真下。開始時の水深は約39mでした。

仕掛けを落としてオモリが着底したところで、リールを少し巻き、オモリが海底スレスレになるようにして待ちました。船が少しずつ流れると、水深が徐々に浅くなっていく感覚がありました。最初の水深に合わせて仕掛けを止めたままでは、再び底をたたく可能性がある状況です。

最初の流しで船長から回収の合図があり、仕掛けを上げると餌のアジがなくなっていました。回収までに外れた原因は分かりませんでした。

最初の流しの後、船は明石海峡大橋から西の方へ移動しました。10月11日に流したのと近い方面かもしれないと思いましたが、同じポイントだったかどうかは確認していません。

11:50ごろに釣り上げたメジロ|竿先が「ピクピクピク」

そして11:50ごろ、3回目にして初めてメジロを釣り上げました。帰宅して測った全長は65cmでした。

2026年10月24日の名田屋ノマセ3回目で釣り上げた65cmのメジロ
11:50ごろに釣り上げたメジロ。帰宅後に測ったサイズは65cm。

最初は、竿先が「ピクピクピク」と細かく動きました。そのあと竿に軽い重みが乗りました。そこで「アタリだ」と思い、竿をあおるような大きな合わせは入れず、そのままリールを巻き始めました。

巻き始めると、魚が引く感触が手元に伝わりました。そこで初めて「これは間違いなく魚のアタリだ」と確信できました。竿を大きくあおって合わせることなく、リールを巻いて魚とやり取りし、そのまま取り込めました。

大きく合わせずに掛かったのは、竿のしなやかさも関係したのか

自分としては、使っていた竿が曲がって魚の動きに追従し、無理なく食い込ませてくれたのかもしれないと感じています。船ノマセ用に用意しているHIGH ELVES 210-50〜100-Bも、メーカーがグラスソリッドのしなやかさを特徴として紹介する軟調子の竿です。ただし、この1匹だけで竿の性能が針掛かりの決め手だったとは言えません。

名田屋を取材したつりそくのノマセ釣り解説でも、アタリがあっても強く合わせず、向こう合わせで釣る方法が紹介されています。竿の曲がり方、仕掛けと針、魚の食い込み、巻き始めるタイミングなどが重なって針掛かりにつながった可能性があります。

「コンコン」というオモリの再着底とは違う感触だった

過去2回、名田屋で釣れなかったときに難しかったのが、オモリが海底に当たる感触と、魚のアタリの区別です。特に船が流され、水深の浅い場所に入ると、オモリが底をたたいて「コンコン」という感覚が出ます。これをアタリと勘違いしそうになることがありました。

今回の青物は違いました。竿先が連続してピクピク動き、重みが乗り、さらに巻くと魚が引く。この一連の流れを体験したことで、自分の中では底をたたく感触と区別できるようになったと思います。

ただし、今回経験したアタリがすべての魚に当てはまるわけではありません。ウキノマセやエレベーターのアタリと合わせ方も含めた比較は、ノマセ釣りのアタリと合わせ方(実釣4例)に整理しています。

12:10ごろ|オマツリを解いてもらった後、自分にも魚が掛かっていたと分かった

メジロを釣り上げてから約20分後、自分の竿にも再びアタリらしい反応がありました。リールを巻くと何かが引いていましたが、11:50のメジロと比べると引きはかなり弱く、魚なのかどうか確信が持てませんでした。

そのとき隣の釣り人も魚とやり取りしていて、確認すると互いのラインが絡まっていました。私は「隣の人が掛けた魚の引きが、絡んだラインを通して伝わってきただけかもしれない」と思いました。

船員さんがラインの絡まりをほどいてくれたので、自分の仕掛けを回収しようとしました。ところが、オマツリを解消した後、自分の仕掛けにも魚が掛かっていたことに気づき、驚きました。そこから改めて魚とのやり取りを始めました。

最初に弱い引きを感じた時点で魚が掛かっていたのか、それとも隣の魚の引きだけが伝わってきていて、オマツリしている間や、ほどいてもらっている間に自分のアジにも魚が食いついたのかは分かりません。魚が掛かった瞬間は見ていないため、どちらも考えられます。

しかし、そのやり取りの途中でPE道糸が切れ、魚を取り込むことはできませんでした。切れたのはハリスや結び目ではなくPE道糸の途中で、タナトルの青色部分だったことから、道糸の先端から約15m付近と考えています。

魚の引きは強くなかったので、ラインに傷が入っていたのではないかと感じました。以前のオマツリなどで擦れて弱っていたのか、今回のオマツリ中に傷が付いたのかは分かりません。絡まっている間に切れたのではなく、ほどいてもらい、自分の魚が掛かっていると分かった後のやり取り中に切れたというのが実際の順序です。

PEラインは引っ張る力には強い一方、擦れで傷が付くと強度が落ちることがあります。ダイワの船釣りブログでも、乗合船でのオマツリによるライン同士の摩擦が高切れの原因になると説明されています。次回からはオマツリをほどいた後も道糸の傷みを確認し、傷が疑われる部分をそのまま使わないようにしたいです。

その後、13時過ぎに納竿しました。

釣った青物の持ち帰り|氷が溶けて冷却不足になった

釣れた青物は、釣った後にエラと内臓を取り除きました。クーラーボックスでは海水と氷で潮氷を作ったのですが、途中で氷が溶けてしまいました。手を入れた感覚でも、通常の海水より少し冷たい程度で、しっかり冷えている状態とは言えませんでした。

釣り上げから約1時間半が経過した時点でも冷却が不十分だと気づき、帰港後に氷を用意して潮氷を作り直しました。魚体温度や海水の実測温度は記録していません。この状態で食べても安全だったかどうかは判断できません。

次回は、氷が溶け残る量を用意し、青物を釣り上げてから帰宅するまで冷却を維持するために、必要量と補充場所を事前に確認しておきます。

釣行後の潮流分析|9:48の転流と10:30以降のアタリ

この日は、見聞きした範囲で7時ごろから10時半ごろまで、船全体でアタリがなかったのに対し、10時半ごろから13時過ぎの納竿まで、船内でアタリが続いたのが印象的でした。自分が65cmのメジロを釣り上げた11:50ごろも、再び魚が掛かったことが分かった12:10ごろも、この後半の時間帯です。

釣行後、手元の2026年版「明石海峡」潮流表と照らし合わせると、当日の標準地点の予報は6:40に西北西流が最強(+4.3ノット)、9:48に転流、12:33に東南東流が最強(−4.1ノット)でした。+は西北西流、−は東南東流を示します。

時刻 明石海峡の潮流表 船内で観察した状況
6:40 西北西流の最強 +4.3ノット 6:05からノマセ開始
7:00〜10:30ごろ 西北西流が弱まり、9:48に転流。その後東南東流へ 見聞きした範囲では船全体でアタリなし
10:30ごろ〜 転流後、東南東流が強くなる局面 船内でアタリが出始め、続く
11:50ごろ 東南東流が強くなる局面 自分がメジロ65cmを釣り上げた
12:10ごろ 東南東流が強くなる局面 自分の仕掛けにも再び魚が掛かっていたがラインブレイク
12:33 東南東流の最強 −4.1ノット 船内でアタリが続いた時間帯
13:00過ぎ 東南東流の局面 納竿

一方、岩屋港の潮位表では6:49に満潮(98cm)、12:39に干潮(62cm)でした。海面の高さが変わる満潮・干潮の時刻と、海峡の流れの向きが変わる転流時刻は同じではありません。今回のアタリの増加は、潮位が下がっていること自体よりも、9:48の転流後に東南東流が強くなったことと関係している可能性があります。

ただし、流し釣りでは船が移動して釣り場も変わります。潮流の向きが変わったことが直接の原因か、魚がいるポイントを流したためか、この1回の釣行だけでは切り分けられません。また、明石海峡の潮流表は標準地点の予報であり、実際に船が流した場所の流速を測ったものではありません。海上保安庁の明石海峡潮流情報でも地点による流れの違いが案内されています。

次回以降も、転流時刻と最強流の時刻を船内のアタリが出始めた時刻と並べて記録すれば、同じ傾向が繰り返されるか比較できそうです。

名田屋3回で変わったこと

  • 9月28日・初回|青物0匹。オモリの再着底とアタリの違いが分からず、明確なアタリを確認できなかった。
  • 10月11日・2回目|青物0匹。仕掛けの枝を変更して挑んだがアタリなし。オマツリと根掛かりが続き、仕掛けの組み直しで1回分の流しを逃した。
  • 10月24日・3回目|メジロ65cmを1匹。竿先の細かな動きと重みを感じ、竿をあおらずに巻いて初めて青物を取り込んだ。約20分後、オマツリを解いてもらった後に自分の仕掛けにも魚が掛かっていると分かったが、再度のやり取り中にPE道糸が切れた。

初回の詳しい記録は9月28日の初挑戦、2回目は10月11日の再挑戦で読めます。釣行をまたいで時刻・タナ・餌・結果を比較するため、ノマセ実釣データ(11回比較)にも今回の記録を追加しました。

まとめ|3回目で初めて青物のアタリを実感できた

名田屋3回目で、ようやく青物を1匹釣り上げることができました。今回の収穫は釣果だけではありません。底をたたく「コンコン」と、魚が食ったときの「ピクピクピク→軽い重み→巻くと魚の引き」という違いを、自分の竿と手で確認できました。

約20分後にも魚が掛かっていましたが、隣の釣り人とのオマツリを解消してもらった後、魚が付いていることに気づいて再びやり取りしたところでPE道糸が切れてしまいました。また、持ち帰る魚の冷却も途中で不十分になりました。初めて釣れた65cmのメジロと、取り込めなかったもう1匹。どちらの経験も次の釣行に活かしたいと思います。

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